親の聞こえが心配なあなたへ|テレビの音・聞き返しが増えたら最初に読むガイド

聞こえについて話す親子

「最近、親のテレビの音が大きい」「電話で何度も聞き返している」——そんな小さな違和感から、このページにたどり着いた方へ。大切なご家族の「聞こえ」をどう支えればいいのか、まずは知っておきたい「正しい順番」から整理します。

はじめに:商品選びの前に、知っておいてほしい「正しい順番」があります。

聞こえにくさの多くは加齢による自然な変化ですが、なかには耳あかの詰まりなど、耳鼻科で比較的かんたんに治るものが隠れていることもあります。とくに「急に」「片耳だけ」「耳鳴り・めまいを伴う」場合は、商品選びの前に一度、耳鼻咽喉科で診てもらうと安心です。補聴器を検討する段階でも、「補聴器相談医」のいる耳鼻科を通すのが、失敗しない正規ルートです。(実際、この順番を飛ばして遠回りしてしまう方を、現場で数多く見てきました)

まずは3つの質問で、進む方向を確かめる

下のチャートは、スマホ画面をご本人に見せながら、または印刷して一緒に確認できます。

📋 聞こえの悩み・3つの質問チャート

Q1. 次のどれかに「はい」がありますか?

急に聞こえにくくなった
片耳だけ聞こえにくい
耳鳴りやめまいもある

→【はい】まず耳鼻咽喉科へ(商品選びは一旦お休み)

↓ いいえ

Q2. 困るのは「テレビ」など、特定の場面だけですか?

→【はい】集音器やテレビ用スピーカーを検討するのもあり

↓ いいえ

Q3. 「会話そのもの」や複数人の場で、日常的に困っていますか?

→【はい】集音器では物足りないことが多く、補聴器(+補聴器相談医)の検討を

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「会話全般」ではなく「テレビの音」「特定の場面」が中心なら、まずは手軽な集音器やテレビ用スピーカーから試すのが現実的です。
ただし、会話そのものが常につらい・片方の耳だけ聞こえにくい、という場合は、無理にここで選ばず、下の【会話そのものに困っている方へ】や耳鼻科の受診をご検討ください。

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このガイドを書いている人

このガイドを書いているのは、認定補聴器技能者(補聴器の調整・販売に必要な、公益財団法人が認定する専門資格)です。この資格を持つ専門家として、販売の現場で10万件以上の聞こえのご相談に携わってきました。

「ご家族が遠回りしないこと」を優先して書いています。補聴器のプロだからこそ、集音器で十分な方の背中も押せますし、集音器の限界や「これは耳鼻科へ」というサインも、はっきりお伝えできます。集音器で十分な方には集音器を、補聴器が必要な方には正規ルートを。どちらも“損をしない選び方”をお届けします。